花束を抱えたしろがねの後ろを歩きつつ、鳴海がぼそりと呟いた。
「なんかおまえ…腰回りが大きくなってねぇか?」
「どうしてそんな事言うの。前と変わってません!」
振り返ったしろがねが目を三角にする。
「じゃ計ってみるか?」
鳴海がニヤリと笑ってしろがねを軽く抱き上げた。
「ち、ちょっと鳴海、ハズカシイから止めて!!」
「オレの気のせいみたいだな。」
「……バカ。」
幸せ一杯のバカップル風味で!
カップリングアンケートで堂々1位の「鳴海×しろがね」。
本当にしあわせそうな二人を描きたいなぁと、鳴海がしろがねを抱き上げてる絵にしようとは決めてました(笑)。でもむずかしくって〜。鳴海の右手がどこを支えているのか不明な絵になってしまいました…
物語の後の二人には、向日葵の花が似合う人生を送って欲しい!
紙に鉛筆で描いたものをペインターで彩色、Photoshopで色調整しました。背景は素材写真を加工しています。2008.8.20